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生命情報研究センター

概要

1980年代から、人の遺伝子情報を全部解読しようとするヒトゲノム計画が世界的にスタートした。そのなかで同時にそれを読み解くためのハードウエア(DNAシーケンサ)の開発が進んだ。その進歩のスピードは目覚ましく、約2年間で10倍の高能率化を実現している。しかし、結果として予想以上に発展したハードウエアを活用し、なおかつ、そこから抽出されるデータを解析するソフトウェアを使いこなす人材の供給が追いつかないという状況が生じている。そこで本研究センターでは、先端技術をマスターした若い研究者を育てることをひとつの大きな目標にしている。