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生命情報研究センター

センターの未来像

ヒトゲノム計画の目標のひとつに「1000ドル」ゲノムがある。一人のゲノムを1000ドルで解析するというもので、実現すればクリニックで採血するだけですべてのゲノム情報がわかるようになる。ゲノム情報がわかれば、その人に応じた最適な医療が可能となり、また個人のゲノム情報に照らして、最適な薬を処方することができるようになる。そのためにはゲノムのデータを解析し、正しく判断する技術が重要となる。

本研究センターでは、そのゲノム解析に最も重要となる基礎部分の研究を行っている。具体的にはショウジョウバエを使い、生命の根幹の性質に関わるようなことがどういう遺伝情報によって左右されているのかを調べる研究を、今後もさらに推し進めていく。

ソフトウェアの開発技術と最先端のハードウェアを駆使した操作技術の習得は、先端研究において即戦力となる人材だけでなく、生物実験と情報解析の能力を兼ね備え異分野間で横断的な役割を担える人材の育成にもつながると考えている。

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