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言語の脳遺伝学リサーチコア

概要

言語はヒトにしかない高次の認知脳機能のひとつであり、遺伝的に規定された属性である。言語機能の研究は、近年目覚ましい発展を遂げている。その研究テーマも、従来の理論言語学という限られた範囲に留まらず、言語脳科学や生物言語学、ゲノム科学等の関連分野を巻き込んで急速に広がりつつある。これからの言語機能の研究には、関連する様々な分野の間で、研究交流や緊密な連携が不可欠な状況になってきている。

お知らせ

2015年7月3日に受理されました下記の論文について、本日プレスリリースをしました
Lisa Sugiura, Shiro Ojima, Hiroko Matsuba-Kurita, Ippeita Dan, Daisuke Tsuzuki, Takusige Katura, and Hiroko Hagiwara, “Effects of Sex and Proficiency in Second Language Processing as Revealed by a Large-Scale fNIRS Study of School-Aged Children”, Human Brain Mapping(in press)

「言葉の起源と脳の進化」(2015年 Vol. 33 No. 8)に以下の論文を発表しました
橋本 龍一郎「言語の脳科学」
保前 文高「言語発達脳科学」

保前 文高「Formation of functional networks in the developing brain」
(ミニシンポジウム「fNIRSによる発達依存的機能焦点化の研究」における講演)
徐 鳴鏑, 橘 亮輔, 保前 文高, 橋本 龍一郎, 岡ノ谷 一夫, 萩原 裕子「変調聴覚フィードバックに応じる柔軟な補償」
(ポスター発表、P3-359)

小学生を対象にした大規模研究に基づいて、第二言語(英語)の習熟度と処理時の脳活動との間に性別の影響が見られることを報告した下記の論文が受理されました
Lisa Sugiura, Shiro Ojima, Hiroko Matsuba-Kurita, Ippeita Dan, Daisuke Tsuzuki, Takusige Katura, and Hiroko Hagiwara, “Effects of Sex and Proficiency in Second Language Processing as Revealed by a Large-Scale fNIRS Study of School-Aged Children”, Human Brain Mapping(in press)