センターについて
本センターは、日本における子ども・若者の貧困研究を学術的かつ体系的に取り組む研究拠点として構築するものです。本学人文社会学部を中心として、社会福祉学、教育学、社会学、心理学などの多彩な学術領域の研究者が一堂に集い、子ども・若者の貧困に関する研究を学際的に行っています。また、国内外の他大学、国際機関などの研究機関との連携も図りながら、日本の子ども・若者の貧困研究を推進する核となることを目指しています。
本センターのもう一つの目的は、子ども・若者の貧困に関する研究成果を自治体にフィードバックすることです。2013年に策定された「子供の貧困対策を推進する法」は、中央政府および自治体に子どもの貧困対策を行うことを義務づけており、また、子どもの貧困の実態に関する調査の必要性にも触れています、本センターでは、研究から明らかになった知識を、研修プログラムやテキストとして開発し、普及させていくことによってより多くの自治体に提供します。