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調査研究

東京都島しょ部における子育て世帯の困難に関する調査

調査の概要

本調査は、JSPS 科研費助成事業 学術変革領域研究(A)「貧困学の確立:分断を超えて」の助成を受けて実施されます。

東京都立大学子ども・若者貧困研究センターでは、東京都島しょ部における子育て世帯の困難に関する調査を行っております。
東京都島しょ部は、東京都内でありながら豊かな自然環境や独自のコミュニティが形成されている一方で、本島から海で隔てられているという地域特性を有しています。子育て世帯にとっては、地域に根差した支援やコミュニティのつながりを育む機会となるものの、医療・福祉機関の利用時には移動手段に工夫が求められるなど、独自の行政および地域による支援体制が存在していると考えております。
また、日本の子育て世帯への政策は、都心の子どもを想定しがちであり、都心でない地域での子育て世帯の状況が把握されておりません。
そこで本研究では、島しょ部の子育て世帯に着目し、地域特性に基づく子育ての実態や支援利用における制約や工夫を明らかにしたいと思っております。

誠に恐縮ではございますが、調査にご協力いただけましたら大変ありがたく存じます。
何卒、本調査の趣旨をご理解いただき、ご協力いただけますようお願い申し上げます。